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2004.04.13

男おいどん

昨日は初夏のような陽気でしたね。気持ちいいので帰りは一駅分歩いて帰りました。本屋で『萬有ビンボー漫画大系』を立ち読みして、『男おいどん』を読みたくなる。しかし読みたい時に探しても見つからないもので、かわりに『ワダチ』を買って帰る。(両方とも松本零士の四畳半漫画。ワダチの方は途中からSF)で、昨日ようやくおいどんの2巻だけ手に入れました。
・・・いい。てゆうかこれは俺だ。違うのはおいどんやワダチは、まだまだ夢も希望もある未成年というところか。もっと若さと時間の有り余っていた時期に読んでいたらハマっていたと思う。猫や犬など可愛い生き物が、わりとあっさり死んでしまうところなんかもすごい。毎回最終ページの大ゴマで入るモノローグも切なくていい。中でも特に共感したのをひとつ、引用します。

「ひとから見れば おいどんの生活は
いかにも のんびり ゆったりと 見えるにちがいない
その心の中 むねの内が 落伍者となる恐怖と不安に 気もくるわんばかりに
おののいているのを だれが さっしてくれようか
四畳半に おいどんは今夜もひとり
それでも あしたのために ひたすらダミンを むさぼるしかないのだ」
(男おいどん「むさぼる大惰眠」より)

続きを読みたくて探しても、なかなか見つからない。古本屋で見かけても、プレミアついてかえって高くなってるし。貧乏漫画なのに。

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